お久しぶりです、美人です。

拝啓、読者のみなさま。お元気ですか? 久々の更新になる。ありがたいことに、このブログには更新がない間にも一定数のアクセスがあり、時たまSNSで記事がシェアされているのを見つけては、ニヤついていました。廃墟にならずに、常に誰かが訪ねてきてくれる…

母とチロリン村

「チロリン村」という妙な単語をたまに思い出す。 母が短大生の時、ナンパされた大学生たちと行ったキャンプ場の名前だ。 小さい頃何気なく耳にした思い出話が、21になる今あの頃の母と同い年になって、遠い世界のことのように感じる。 海で出会った彼らは大…

レコード

暮らしは電子化していく。写真は画面で見るようになったし、音楽は小さな機器に詰め込むものになった。友情だって、全てネット上で見て取れる。そこに「存在した」はずのものが「データ」になってゆく。「ある」のは変わらないのに、「形」だけがなくなって…

書きたいから書く 酒のせいにしないと書けないくせにね

なんでも酒のせいに出来る 体に火照るものと、霧のかかった意思を持ちながら、この記事を書いている。 お酒というのはよい。瞑想や禅を組むことなしに思考を止め頭をスッキリと(その内実は脳を麻痺させたモヤモヤに過ぎないのだが)することが出来る。 脳が多…

うまいブログも書けなくなってしまった。

思ったことだけを書こうと決めたのに。 大事なことだけをしぼりだそうときめたのに。 そうして始めたこのブログも、どんどんダメになってしまった。 相変わらずのマシンガントークであるし、折角生み出した「美人」のキャラクター性も崩れてしまった。 思え…

逢うべきひととは 逢うべきときに きっと

どうしたってうまくいかないこともある人生の中で、 ああ、この人はつながる人だ! と思って繋がる人がいる。 一方で、あぁ、なんとなく一緒にいるうちにこんなにもしっくりくるなんて! と思う人もいる。 私はその全てが運命と必然であると思う。 必要な人…

どうにもこうにも大学に向いてない

悲しいことがある。 今年も新歓の時期になった。私はあの春に思いを馳せる。それはもちろん、私があのワセダの門を通り、晴れて早稲田生になった頃のことだ。 幼い頃から早稲田への憧れはあった。物心ついた時から、「だいがく」ってのがあるらしいけど、わ…

偏差値という病

久々に学校へ行くと、付属校の小学生たちの集団がいた。どうやら、大学見学に来たらしい。 まあ、私の大学は(きっとこの記事を読んでいる9割5分の人は知っているだろうが、この記事は検索避けも兼ねてあえて伏せさせてもらう)、まあかなり有名で、私は小学生…

かわいこぶらなきゃ かわいい子にたちうちできない

「かわいこぶらないと かわいいこに たちうちできないじゃない」 と彼女は言った。 「だれしもかわいこぶる資格はあると思うんだよね」 そう断言する彼女の名は、杉咲ハルカである。 私が彼女を知ったのは高校生の時であった。Instagramで人気を博していた彼…

瀬川おんぷになりたくて気がつくと私は泣いていた

瀬川おんぷになりたかった。 本当は瀬川おんぷが好きだった。 私はおジャ魔女どれみでは、どれみちゃん派であった。明るくて楽しく、おてんばで好奇心旺盛、魔女になりたくて、魔法のことばかり考えている。友達想いで、大好物はステーキ。 そんな彼女が私は…

この家でいちばんえらいのはだれ?

4歳ごろの記憶である。 お風呂上りに、ほかほかの私の体を白いタオルで拭きながら母が聞いた。 「あやちゃん、とよのさんちでいちばんえらい人はだれだと思う?」 と。 幼い私にとって、それは衝撃的な質問であった。「誰が一番えらいか」という質問は、「母…

他人をバカにしていた私はずっと独りでしゃべりつづけた。

昨日の続き。 かつて私は相手が自分に抱くイメージ全てを、私が操作できると思っていた。どう見せるかは自分の腕次第だと思っていた。 でも当たり前だがそんなことはなくて、私が相手のことを心の中で色々厳しく見たりするように、他人だって私のことをいろ…

他人をバカにしていたから私はずっと独りだった

自分だけが頭がいいと思っていた。 周りと表面的にコミュニケーションをとる中で、日々について、人生についてこんなに考えて悩んでいるのは自分だけだと思っていた。 傲慢だった、というよりも、話したらバカにされると思っていた。だからどうせ伝わらない…

おばあちゃんにお小遣いをもらえるかを期待しちゃダメだと思ってる女が男におごってもらうなんてできるわけがない。

おばあちゃんからもらうお金を期待してはいけないと思っていた。お盆の里帰りで、発つ日にもらうお小遣いは「え、いいの?ありがとう!」という気持ちで貰わなければならない。 もらうその瞬間まで期待してはいけないのだ。期待してるように見えてはいけない…

あの頃の彼女たちに、憧れとノスタルジー

文学部の女はきっと好きな彼からもらった、彼のお気に入りのトラックリストが入ったカセットテープが好きだろう。 彼を想いながらカセットテープの表面のシールに書いてある彼の文字をなぞるのだ。 私に聞かせるために選んでくれた曲目と曲順。 彼のお気に入…

アボカドだってショートケーキに乗りたかった

小学4年生の時だった。 いつもちょっぴりいがみ合ってた男子に菌扱いをされた。 私が近づくと逃げる。だから触ってやろうと思って、手を伸ばした。 そしたら私が触れた部分を触って他の子になすりつけた。 なすりつけた相手の男の子は私と仲が良かった子だ…

女に性欲があったらいけないと思っていたから高3にもなって妖怪ウォッチのBL漁りながら早稲田の合格発表の朝を迎えることになる

女に性欲があるんですか!? 知らなかったです。 いわゆる「欲求不満」みたいな話まで行かなくても単純に、「エロいものを見たい」という気持ち自体が女性は持ったらいけないと思ってたんですね。 ていうか、女に性欲があるのは、はしたないと思ってたし、保…

私は美人だ

ちいさいころから、美人になりたかった。 背筋がピンと伸びてて、知的でユーモアがあって、うつくしい人。 だけどわたしの部屋は汚かったし、食べ方だって汚かった。 家族で美女と野獣を観たときに両親に、食べ方が野獣みたいだよ、と注意されたのがショック…

なんのために、を繰り返していると 感じることを忘れてしまう

なんの役に立つんだろうか、と思うと何もすることが出来ない。そういう大人になってしまった。 この本を読んだらなんになるのか、この映画を見たらなんの役に立つのか、美術は、音楽は、なんのためにあるのか。 そんなことばかり考えているうちに私は楽しむ…

めちゃイケを見たことを母親に懺悔した夜の話

小さい頃から、家に帰ると母親に今日してしまったことを告白する癖があった。 具体的には、幼稚園の遠足でいったふれあいコーナーで好奇心からうさぎの目をちょんっと触ってしまったこととか、 スーパーで何気なく触れたお米の袋に穴を開けてしまったことと…

ねるねるねるねがねだれないからいつセックスしていいかわからない

ねるねるねるねを食べてはいけないと、思っていた。 ダメと言われてたわけじゃないけど、なんとなくふさわしくないかな、と思っていた。 だから、好きなお菓子を買っていいよ、と言われた時は、くしゅくしゅのオブラートに包まれたアンパンマングミとか、棒…