美人ブログ

お待たせいたしました、美人でございます。

人は美に屈服する

▲友達がカラオケで歌ってた曲、よすぎる。ていうか何があったら、『そうだ!We're ALIVE』って曲を出そうとするんだよ。つんくって変なんだよ。 ◾︎生きてるだけで偉い!とそれはそうとして「美」の話 その人の存在が肯定されること、ここ「いる」ということ…

コンプレックスがカウンターに変わる瞬間を美しいと思う

▲数年前友達が古本市の店番するのについてって偶然結構手頃な値段で手に入った写真集。最近、 思い切って中のページ切って部屋に貼り付けた。 Girls / Pamela Hanson / ガールズ / パメラ・ハンソン | Photobooks on the Road この前のブログ、「背が低い人…

ユーモアと攻撃性

読もうと思ってた本に「ユーモアは攻撃性の表出」みたいなことが書いてあるようで怖くて読めない。自分のユーモアや批評性が攻撃性に根差していることにうっすら気がつきつつあり、根底の人格にうっすらしっかりと己の暴力を感じつつあります。それで最近周…

結局COOLでセンスがいいかどうかって話

数年前、10代の頃から一緒の友達が、バンドのCHAIがテレビに出てるのを見て初めて知ったという話をしてきて、ルッキズム丸出しの話をされてまじで引いた。 別に、ルッキズムそのものを否定するつもりはないが──美は力なので──その美は力だということそのもの…

愛の冥王星〜お別れのサンキュー・キッス〜

ハリーポッターの展示のグリフィンドール寮の寮室がすごく良かった。願わくばこんな部屋に住みたい。あったかくて愛に溢れた感じがする。こんな風な場所に住みたいなと思う。 私のホロスコープには2008年くらいから愛とクリエイティブな部屋にずっと冥王星が…

小山田壮平のことまだ全然好きだな

小山田壮平のこと、まだ全然好きっぽい。 27歳になると小山田壮平のこと好きにならないようになるかと思ったのに、本当に普通に小山田壮平のことが好きだな。 Sunrise&Sunsetandymoriロック¥204provided courtesy of iTunes 小山田壮平が2013年に、河川に飛…

文脈の中にしか生きられないことを怨念と呼ぶなよ

「無理に異端ぶっても、人は結局、普通に戻っていくのだから普通に頑張った方がいい」という旨のツイートを見た。そうだと思う。この数年自分らしさから逃げるようにさまざまな場所へ行きさまざまなものになり、さまざまなことをしたが、結局自分というもの…

花束みたいな恋をしたの悪口の話と高円寺絶叫逃亡の話

花束みたいな恋をしたを再生し始めたが全く見ていられなかった。冒頭、喫茶店でカップルがイヤホンを半分ずつ聴いているのを見た麦と絹が(それぞれ別の相手といる、つまり、画面には3組のカップルいる)、そのカップルに対して、「イヤホンはLとRでそれぞれ出…

痛みの話

別に何にもならないけどものすごく悲しいので、晒す。コピペ。最近会う人みんなにこの話して死ぬほど聞いてもらってるので、またブログに書いて、と思われると思うけど…。聞いてくれてありがとう。この人が父が自分の婚姻関係をオープンにする前にサプライズ…

今年の目標

今年はもう少し、自分が立っている場所に色をつけていきたいと思う。どんな人でも受け入れられる場って、どんな人にとってもあんまり嬉しくないんじゃないかと思う。 多様性はいいけれど、お金を払って私の店に来てくれた人がいたとして、ひろゆきの話とかオ…

理性と美学と暴力と

2024年始まってすぐに言う話ではないが、ケアや感情より先に、理性と倫理と暴力性みたいなものが自分の内側を占めていることに気がつき始めた。批評性というものには暴力性が宿るし、真実には暴力性がある。 でも、理性と倫理と暴力が何よりわかるからこそ、…

時計技師的な

知人がある創作活動をしている。 その創作活動は、今芳しくない状況にいる可能性が高い友人に向けて、ただ、その人に宛てて、見てもらえるように、という気持ちで行なっていると語っていた。その人はその話をした後に、自分が独りよがりで芳しくない状況にい…

雨宮まみと一緒に戦ってみたかった

雨宮まみが遺した文章をまとめた本が出た。 40歳がくる! 作者:雨宮まみ 大和書房 Amazon いろいろ言われていることはあるが、買わないという選択肢はなかった。私は雨宮まみという人が存在したということにお金を注ぎたい。この世界に物語の強弱というも…

JINGI・愛してもらいます

愛は仁義である。仁義をいくつ切れるかが、人生におけるかけがえのなさだと思っている。任侠任侠!!!私は、仁義を切らない奴が嫌いなのである。 切らないならいいと想う、覚悟を決めた遊び人というものが、私は大好き。すがすがしいので。 ただ、切った前…

過去を重んじるということは、時間を重んじるということ

思い出と過去を重んじない人は、自分が生きていたバックグラウンドとかを大事にしてないイメージがある。生まれた場所を捨てて旅に出ることは大事だけど、なんだか違う気がするのだ。 偶然性とか、意識的だったのかはわからないけれど、自分の人生に登場した…

感想を持たれたくない

私の中に、「あなたに感想を持たれたくない」という種類の拒否が存在することに気がついた。 なんだろう、死とか恋愛結婚、さまざまなライフイベントや大事なことについてお前に感想を持たれたくないという類の人間がいることがわかってしまった。何故かとい…

1分の1の生よ、美しくあれ

パーティーは欠席することにした。いざ欠席するとなると気が楽で、自分が何かプレッシャーから解き放たれたような感覚になり、ぷしゅ〜となる。今日はいい日だった。すっごく、楽しかった。横浜で催しをやったんだけど、遠方なのに足を運んでくれた人がいて…

照れをやめろ、誠実をやれ

「いらねーな」と思いながら、メルカリのおまけのよくわからんシールと汚い押し花のカードを捨てる。こういうものを善意で受け取らなきゃいけないと思っていた頃より、私は少し大人になってしまった。 幼稚園の時から時を止めたような、いるかいらんかよくわ…

JALカレーと幸福と密室

幼馴染の家でJALカレーを食べた。JALカレーというのは、JALの国際線のvipめのラウンジで食べられる人気のカレーである。「いつか食べてみたい」と思っていて、「JALカレー!JALカレー!」と数年前から方々で言っていたら、「ちょうど、冷凍のをお取り寄せを…

『快盗ルビイ』(1988)の話

「好きな映画は?」と聞かれたら大抵は『キューティーブロンド』と答えることにしている。それは本当である。だけど、そこには、他者に対して「説明がつきやすい」というあざとさがある。自分が選んだ進路や選択肢や、バックグラウンドの話もできるし、それ…

鋭利にさせられてしまった

忘れかけてたし、もう忘れようと思っていた感情だったのに、さっき、更新されていた、あまりにも内面すぎるブログを読んでしまったから、自分に嘘がつけなくなってしまった。 そういう書き手やアーティストは今までにも何人かいたが、変わっていってえぐるも…

合わん人おる つらい 書く

結婚式に呼ばれた 楽しかった しあわせだった 新婦はめっちゃ綺麗だったし、幸せでできてた、それは本当。彼女は良かった。新郎もよかった。でもしんどい。しんどいしんどいしんどいしんどい。 元バイト先の縁の結婚式だったんだけど、本当に幸せだった。だ…

作為を超えてみたい

私が好きになる人たちはいつも作為がない人を愛する。頭がいいが故に作為のなさや無垢さを愛する。私は我慢と作為と操作に満ちているから、なんとなく、分が悪くなる。 本当のこととか、魂の無邪気さを美しいと思うこと、そのことを好むことが、眩しいのに、…

階級闘争思い悩みドビー

日々、階級闘争ことを考えています。 階級闘争のことを考えまくり、階級闘争思い悩みドビーになっています…。 ▲階級闘争思い悩みドビー 階級闘争重い悩みドビーとしての日常は大変です。大学院を出てからぶち当たるさまざまな人との出会いに、喜び勇んで参加…

そして短歌

自分のために短歌をつくった。誰もいないところに向けて。虚空に放っている。私の中の隠していた言葉が、限られた韻律の中で出てくる。こんな自分がいたのかと思う。全く正しくないことを思ってる。意地悪なことを思っている。勝ち負けを意識しているし、人…

すぎたあと のこるひかりを つかまえて わたしとおくに いかなくちゃだ

ハイハイ大人になりましょう。愛の資本の限界と残酷さを知って大人になりましょう。愛、愛、愛、それってそんなにいいものですか?と思う。 大学院の徳倫理学の授業で、目の前で溺れている人がいる時に衝動的にどちらを先に助けるか、そこに意思や選択や責任…

結局のところ

この前、久々に昔働いてた馬場のお店に行ったけど、ここに来てくれた人は今も来てくれるし、結果仲良くなる人間とか自分のいる場所に会いに来てくれる人たちって変わんないんじゃないかと思った。ありがとう。 そんなにね、人は変わらないんじゃないかと思う…

私には嘘がつけない

大人になるって、"見せない"ことかもしれない。私にはそれがわからない。多分大人が上手い人って、人当たりが良くて、この人に話していいことと、ダメなことを瞬時に分けて、その場で最適な素振りを見せることなのかもしれない。 この人にはここまで、この人…

ハクビシンがやった

父の友人からもらったヴィヴィアンウエストウッドのコートを質屋に売った。大した金額にはならなかった。昔バイトしてた店の社長の奥さんからもらったエルメスのスカーフは、まあまあにはなったので、二つ合わせて2回の飲み代くらいにはなった。 すごくいい…

我慢って…エロいのでは…

我慢って…エロいじゃん…ケアと寛容のこと愛してるのに、人が理性と責任によって何かしらを押さえつけてるのって結局エロいし。そういう奴は責任感のある顔をしている。 いや、責任を負ってる人間は責任感のある顔をしているという話を友達としまして… そうな…