幼馴染の家でJALカレーを食べた。JALカレーというのは、JALの国際線のvipめのラウンジで食べられる人気のカレーである。「いつか食べてみたい」と思っていて、「JALカレー！JALカレー！」と数年前から方々で言っていたら、「ちょうど、冷凍のをお取り寄せをしたので一緒に！」と声をかけてもらって、のこのこお邪魔してご馳走になった。お肉ごろごろで美味しかった。
ルッコラとサラダほうれん草に、焼いたベーコンを乗せたサラダもうれしかった。ルッコラの風味が良かった。国際線に乗る前に、ラウンジに通される前にJALカレーが食べられて嬉しかった。
友人のお母様は飛行機に乗ると、CAさんに声をかけられる機会が多いらしい。「先日もご搭乗いただいてましたよね！？ありがとうございます！またお会いできて嬉しいです！」とか言ってもらえるらしい。なんか、華やかだもんな〜。そのお母様が「飛行機乗るとなんかいい感じになるのかもな〜」って言っていた。来年は私も飛行機にいっぱい乗りたい。素敵になりたい。
その後、友達からお洋服をもらって帰った。友人のお姉さんが買ったけど着なかったコートももらった。 その友達のお姉さんはめっちゃ自分に自信があるので、妹がしょげた感じになって留学先に戻る時「私をまといなさい！！」と言って自分の革ジャンを妹に着せたエピソードがあり、私もお姉さまのコートを纏って強くなれる気がするのでこの冬の私は最強である。
友人から譲り受けたヴィヴィアンのワンピースは去年、友達のお父さんと友達と私の3人で映画見た後、お母様も交えて4人でお蕎麦を食べに行った後、お友達の家の客間でお茶を飲んだ日に友人が着ていた服で、とても可愛かったので、よく覚えており、もらえてうれしかった。来年の夏は私が着る〜。
いいことがある。ここにいると幸福がいっぱい詰まってて幸せ。と、思った。こういうのが私は好きだなー。いつか、本当に国際線のラウンジでJALカレーを食べたいな、と思ったけど、もしかしたらこの日食べたのが楽しかったと、思い出すのかもしれないな〜。
変わるものもあるけど変わらないものもあり、彼女と私は小学校の入学式の時に一緒に撮った写真が残っている。ありがたいことだと思う。
幸せって結局密室の中を満たすものだから、ぎゅっと詰めておいていいのだ。溢れ出したものが注がれてればいいのだと思う。
あーーー、半袖のヴィヴィアンのワンピースを今度は私が着て、同じ川沿いを歩くのだ。思い出によって人は生きているなと思う。先に進むより少し懐かしみながら進むのが、私は好きなようだった。
