美人ブログ

お待たせいたしました、美人でございます。

お前もお前もお前もぜーんぶキモい!

 

 


あーあ、嫌な(いい意味で)漫画を読んでしまった。私が言葉にしようとして迷っていたことを、代わりに言ってくれるような。

 

ずっと馬鹿らしいと思っているあれこれの話。私が、心の中で、馬鹿らしいとか、キツいと思っている、やりとりの全て。この世のロマンティックを全て消していくような描写。心に正直にありたいと思っていた。

 

大学入りたての頃していた予備校バイトの先輩が、「最近は部屋をラブホみたいにしようと思っている!」と言っていて、なんかLEDのライト?とか、お酒?を集めていたらしい。

 

私は当時「まあ、先輩だからなぁ」とか、「大学って大人だからなぁ」とか思ってふんわり聞いていたけど、それは、自分の感情を、「あまりよくわかっていない、ふんわりとした判定基準の一女」というポジションに、なるように、感情労働しただけだ。後に友人に「あ、部屋ラブホにするのダサくない?」と言われて、「あ、そうかぁ」と思った。その友人の部屋は非常にセンスがいい。

 

そのラブホ先輩は、「このバイトは、4年続けるといい会社に入れるので、4年続けるのがマストだよ」と言っていた。

 

予備校バイトは、全てが気持ち悪かった。あの場にいる人たちは、何か、あまり健全な意味でない無理をしているように見えた。バカにされないように、去勢を張っているように見えた。年に2人は急性アル中が出てたし、路上で殴り合って首を痛めた人がいたし、生徒と付き合って辞めさせられた人もいた。

 

結局私は半年で辞めた。ここにいることが、私の人生にとっていい気がしない気がしたから。何かしらの問題が起きた時に、私の前途洋々な未来を、ここにいると、傷がつけらるかも、もっと地味なことをしようと思った。

 

この前私と同じ授業を受け持っていた人と再会したが、その人は4年間もそのバイトを続けたのだという。ヤンチャなメンバーが多い、そのバイト先ではあるが、その人は比較的真面目な人だった。4年間そのバイトを続けたことに、ミリの疑いも無さそうで、「突然辞めた私を心配した」と言いながら、結局半年で自分の後輩が辞めたことで自分の何かが傷ついたことを心配しているようだった。私はその軸に生きていない。

 

「部屋をラブホテルみたいにしようと思っている」という発言に対して、「うわ、素敵じゃない、フーン」くらいで今の私は距離を置ける。よくわかんなかったから保留にしたのだ。たとえ心の中でも、ジャッジすることが憚られたのだった。そんなものはダサいのだ。

 

でも、昭和ラブホ風ならオシャレだと思う。それは単に私が昭和好きとかではなく、趣味の問題なのだ。

 

いやー、私はこっちが好きだなあ、がわかると、別にその4年間予備校バイト、ラブホ部屋、やめた私を自分軸で心配する系の人とも、フーンの距離感でいられるな。

 

反抗期→自我の確立

 

の過程、大事です。