美人ブログ

お待たせいたしました、美人でございます。

感想を持たれたくない

 

私の中に、「あなたに感想を持たれたくない」という種類の拒否が存在することに気がついた。

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なんだろう、死とか恋愛結婚、さまざまなライフイベントや大事なことについてお前に感想を持たれたくないという類の人間がいることがわかってしまった。何故かというと、語彙が少なくて陳腐な言葉で語られるからだ。

 

なんで「〇〇なことがあったのに言ってくれなかったのー?」って言われると、あなたの言葉があなたの中で生まれることが嫌だった。

 

たぶん同じ言葉の世界にいないと、友達ではいられないのだとおもう。というか、語る側と語られる側にも、不均衡があって、語る側が知的でソリッドで、誠実であるほど人は語られることにゾクゾクすると思う。言葉は人の魂を下着ひん剥くような勢いで丸見えにしてしまうからな。

 

「美人さんって、自由に憧れてるけど自由下手だよね」

「美人さんは最近赤裸々すぎる!!!!」(本当の忠告)

「結局美人ちゃんは、育ちが良くてグレた人が好きなんだよ」

 

 

ねぇ!もう!そんなに見ないで!と思うような言葉を言われると背筋がゾクゾクする。たまらんくなる。明晰さってセクシーなんだよな。この人の瞳に映っていたいと思うのが友人で、お前に私のプライベートな出来事について一切の感想を持ってほしくないというのは私は好きではない人なんだろうなと思った。なんで惨たらしいんだろう。自分のこと極めて鋭利な眼差しと言葉で抉ってくれること、すごく好きだ。人生に対して鋭利な人だと思うから。