美人ブログ

お待たせいたしました、美人でございます。

小山田壮平のことまだ全然好きだな

小山田壮平のこと、まだ全然好きっぽい。

27歳になると小山田壮平のこと好きにならないようになるかと思ったのに、本当に普通に小山田壮平のことが好きだな。

 

Sunrise&Sunset

Sunrise&Sunset

 

小山田壮平が2013年に、河川に飛び降りて死にかけた時びっくりしたな。好きな人たちすぐ薬やったり、飛び降りたりする。なぜなんだろう。別に、そういう繊細さのことをかっこいいと思っているわけでも、アウトローの方がいいと思っているわけでもなく、感覚が澄み切っている人が、所謂人間社会の正気を振り切ってしまうのだと思う。もう少し有機的な場所とか、呪術的なものが生きてた時代なら息のしやすい人というのがいるのだと思う。

 

岡村靖幸、3回も覚せい剤で捕まってるんだよな。岡村靖幸、変だもんな。

 

 

途中までも変なんだけど、ラストで自分が拍手するのももっと変。どうしてなのか。なんで?もうわけがわからない。完全に、こうやろうとかこう見せようとかの域じゃなくて、陶酔を生きてるんだよな。

 

岡村靖幸が初公判で読んだ時の詩をよく思い出すことがある。

 

「裸足で氷の上を歩くようにしか人を愛せない」「なぜだろう みんなはスラッスラッとプロスケーターのようなのに」「嘘をついて 嘘をついて 嘘をついて」「裏切って 逃げて」「これは本当のぼくじゃない」「ぼくは寂しい」「ぼくは生まれてよかったのだろうか」「時代とうまくやっていけない」「友達とうまくやっていけない というか友達がいない」「大事なことがやっとわかった」「本当にやりたいことは 君と川を泳ぎたい」「いっしょに真夜中の川を泳ぎたい」

 

岡村靖幸、初公判で起訴事実認め自作の詩を朗読 - 音楽ナタリー

 

名文だとおもう。

 

裸足で氷の上を歩くようにしか人を愛せない

 

という言葉に足の親指が凍傷を起こしそうなほどひりつく感覚を感じる。感覚を鋭敏なまま持つというのは岡村ちゃんにとってそういうことなんだと思う。だけどなぜかこの世に降り立った、姿は滑稽だ。

 

あと踊ってばかりの国も好きなんだけど、下津光史も酒場でトラブってビールジョッキで人を殴って問題になっていた。

 

別にアウトローは好みではないんだけど、有機的な匂いが、イリーガルな方向になることがめっちゃ多いんだよな。破壊衝動とか。

 

なんというかこの文明社会で、人間としての実存ぽさみたいなのを残しながら生きてる人でまあまあ健康なの、人文学系が好きな人たちな気がするな。言葉にしえないんだけど、理性より前に動物である感覚がある人たちのことが好きだが、結構ギリギリだということもあっておきたい。

 

2024年、ぜんぜんandy moriすきなのでandy mori聞こうと思う。